魅力ある職場づくりに取り組む企業に対する助成金

職場定着支援助成金

■どういったことに取り組むと助成金の対象となるか?

・雇用管理制度の導入などを通じて従業員の離職率の低下に取り組んだとき

・介護事業主が介護福祉機器を導入した場合

・保育分野および介護分野における人材不足を解消するため、保育事業主や介護事業主が保育労働者または介護労働者の職場の定着の促進に資する賃金制度の整備などを通じて、労働者の離職率の低下に取り組んだ場合

■職場定着支援助成金の目的

雇用管理改善を推進し、人材の定着・確保と、魅力ある職場の創出が目的です。

この助成金には4つのコースがあります

■雇用管理制度助成コース

新たに雇用管理制度の導入・実施を行った場合に制度導入助成(1制度につき10万円)が支給されます。また、雇用管理制度の適切な運用を経て従業員の離職率の低下が図られた場合に目標達成助成(57万円。生産性要件を満たした場合は72万円)が支給されます。

新たな雇用管理制度は次があります。
ア 評価・処遇制度
イ 研修制度
ウ 健康づくり制度
エ メンター制度
オ 短時間正社員制度(保育事業主のみ)

制度導入助成  目標達成助成
評価・処遇制度 10万円  57万円
(生産要件を満たした
場合は72万円)
研修制度
健康づくり制度
メンター制度
短時間正社員制度(保育事業主のみ)


■介護福祉機器助成コース

介護事業主が、介護労働者の身体的負担を軽減するために、新たに介護福祉機器を導入し、適切な運用を行うことにより、労働環境の改善がみられた場合に、機器導入助成(介護福祉機器の導入費用の25%(上限150万円)が支給されます。また、介護福祉機器の適切な運用を経て従業員の離職率の低下が図られた場合に目標達成助成(介護福祉機器の導入費用の20%(生産性要件を満たした場合は35%)(上限150万円)が支給されます。

■保育労働者雇用管理制度助成コース

■介護労働者雇用管理制度助成コース

保育事業主または介護事業主が、保育労働者または介護労働者の職場の定着の促進に資する賃金制度の整備(職務、職責、職能、資格、勤続年数等に応じて階層的に定めるものの整備)を行った場合に制度整備助成(50万円)が支給されます。また、賃金制度の適切な運用を経て、保育労働者または介護労働者の離職率に関する目標を達した場合、計画期間終了1年経過後に目標達成助成(第1回57万円。生産要件を満たした場合は72万円)を、計画期間終了3年経過後に目標達成助成(第2回85万5千。生産性要件を満たした場合は108万円)が支給されます。

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